((鬼奇怪会2) やむにやまれず (江口) )未知の窓
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全ページ数 | 38 |
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作者 | (鬼奇怪会2) やむにやまれず (江口) |
発売日 | |
題材 | gegege no kitarou |
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巷の評価平均:4(2件)
- 甘やかし系の最高傑作5
- 掘っとこマゾ太郎2024-03-07
- まずサンプルを聴いてみてください。「理想の自分じゃない」「認められない」「許されない」と、そんなワードが出てきますが、心当たりのある方は絶対に購入するべきです。真面目で不器用で、無理しすぎな性格を徹底的に言い当ててきます。その内容が心の奥底を突くような内容で、無意識的に外に出さないようにしていた考えまで暴かれ、甘く罵倒されます。そして優しく受け止めてくれます。終盤の、嘆くような苦しむような声優さんの演技もとても良かったです。目を背けていた自分自身の生きづらさに寄り添ってくれるようで、落ち着いて囁かれるよりも癒され、興奮しました。こんなに人の心の闇を受け入れてくれる作品があるとは思いませんでした。
- 実るほど悩み苦しむ真面目かな3
- サブロウ2024-03-10
- 自分より他人の方が優れてて、自分に価値なんて無いんじゃないか?そういう危機感を抱くくせにその不安を打ち消す努力はせず、なあなあに日々を過ごす自分にもっと失望する。そんな気持ちの人がどれほどいるかは知りませんが、私は時々そう考える時があります。そういった人としての芯の部分を直接突いてくるようにダメな自分を言い当てられる。これは説明にもある通りですね。いざ聴いてみるとこれが意外と効くもので、頭から腹の底がカッと熱を帯び(怒りなのか悲しみなのかはよくわからない)、ああ、そうえいばそうだったとダメな自分を再確認させられます。そんなみみっちい自分と、そんな自分を愛してくれる先輩の女性という対比。宇宙を独り漂流していて、大きな存在に包まれるような安心感がありました。なんというか抜き終わる前に賢者になっちゃった感じで、それは私がこの作品の言う真面目さに苦しみきってはおらず、真面目百パーセントでは人間ダメと割り切ってるからかもしれません。だから、厳格で怠惰な真面目の度合いが高い人に聴いてみてほしい作品です。
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